ファクタリング個人事業主が使える少額で利用出来るもの10選 

売掛金や請求書を買取してもらうことにより、資金を手早く調達できる「ファクタリング」は、ビジネスローンなどの融資と異なり、信用情報に影響が出ない資金調達法として注目されており、それと比例して参入するファクタリング業者も増えてきました。

ただ、経営基盤が安定していないため未回収リスクが高まるなどといった理由から、個人事業主やフリーランスを対象としていないファクタリング業者も多いですし、利用できたとしても売掛金の買取限度額が大きすぎて、事業規模の小さい個人事業主やフリーランスでは使いにくいなんてこともあります。

そこで今回は、個人事業主やフリーランスでも問題なく利用できるうえ、少額の売掛金・請求書を買取してくれるファクタリング業者を、10社厳選して紹介いたします。

機動力抜群!個人が少額利用できるファクタリングサービス10選

財務担当の部署や担当者を置いている法人・企業と異なり、個人事業主やフリーランスは人手の少なさなどから、日常業務で忙しく資金調達をするにもなかなか時間や労力を割けない、というケースも少なくありません。

そこで今回は、個人が少額利用できるのはもちろん、利用時に必要な書類等が少なく手続きに労力と時間があまりかからない、忙しい個人事業主やフリーランスでも利用しやすい即日ファクタリングサービスを、10社ピックアップしてみました。

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ファクタリング個人おすすめ18選

いずれも、すでに多くのユーザーを集め、個人事業主やフリーランスの資金調達をサポートしている人気ファクタリングサービスですが、それぞれ資金化までにかかる時間や手数料などといったサービス内容が異なるため、まずは概要を一覧表にまとめてみました。

サービス名個人の利用資金化所要時間取引の形態調達可能金額手数料特徴
QuQuMo online(ククモオンライン)可能入金まで最速2時間2社間ファクタリング制限なし 1%〜14.8%オンライン型の非対面式ファクタリングに特化することで、資金化コストを削減し低手数料を実現。
日本中小企業金融サポート機構可能振込まで最短3時間2社間・3社間ファクタリング制限なし1.5%〜10%中小企業や個人事業主のサポートを目的とした非営利団体運営のため、手数料を抑えつつも審査通過率は高め。
ビートレーディング可能最短2時間で入金2社間・3社間ファクタリング制限なし2.0%~12.0%取引実績が月間800件を超えることもある、業界屈指の人気ファクタリングサービスで、スピード審査&入金が自慢。
アクセルファクター可能
最短2時間で入金可能
2社間ファクタリング数万円~1億円2,0%~未回収リスクが高くなる、支払期限が最長6か月先の売掛債権まで買取している。
FReeNANCe(フリーナンス)可能最短30分の審査完了後、即日入金可能。2社間ファクタリング1万円~1000万円3%~10%無料会員に登録した時点で、損害賠償保険(「フリーナンスあんしん補償Basic」)が無料付帯される、個人事業主やフリーランスにとって心強いファクタリングサービス。
ラボル可能最短60分の審査完了後に即日振込2社間ファクタリング制限なし一律10%手続きの簡素化で効率的な資金調達を実現した、個人事業主・フリーランス向けのオンライン型ファクタリング。
ペイトナーファクタリング可能着金まで最短10分2社間ファクタリング1万円~25万円(初回) 一律10%個人向け・小口取引メインのファクタリングで、取引回数や審査状況に関わらず、手数料が一律10%なので利用後の事業計画を立てやすい。
PAYTODAY可能(審査最短30分)最短30分からの即日振込2社間ファクタリング10万円~制限なし1%~9.5%業界トップクラスに手数料が安いうえ、資金化可能金額の制限がないため、個人はもちろん中小企業やベンチャー企業がメインで利用していることもある。
SoKuMo可能最短30分での資金調達可能2社間・3社間ファクタリング
10万円~1億円
1,0%~15%資金調達に関する対応と説明が丁寧で手数料も低水準なため、他社からの乗り換えユーザーも多い。
OLTA(オルタ)可能24時間以内に完了する審査終了後、即日入金可能2社間ファクタリング制限なし2%~9%ファクタリング手数料が2社間取引としてはかなり割安で、個人事業主も少額利用できるが、開業届け提出から4ヶ月以上経過している必要がある。

それではいよいよ次項から、少額から利用できるうえスピード感と手軽さを持ち合わせている、個人向けファクタリングサービス10社の詳細と、それぞれを利用するメリット・デメリットなどについて、解説いたします。

「QuQuMo online」は制限なく個人ファクタリングOK!最短2時間で資金化可能

QUQUMO
サービス名QuQuMo online
運営会社株式会社アクティブサポート
運営会社所在地東京都豊島区東池袋3-9-12 ニットービル9階
電話番号0120-670-680
営業時間平日9:00〜19:00
調達可能金額制限なし
取引形態2者間ファクタリング
対応エリア全国
個人の利用可能
資金化所要時間入金まで最速2時間
公式HPhttps://ququmo.net/

個人も少額利用可能な、便利で頼りになるファクタリングサービスとして最初に紹介するのは、「アナタノチカラ・ミライノチカラ」をスローガンに、ファクタリングサービスのほかコンサルティング事業も手掛ける、場式会社アクティブサポート運営の「QuQuMo online(ククモオンライン)」です。

QuQuMoは、資金調達は必要だがそのために多くの労力と時間を割くのは難しい、個人事業主やフリーランスが利用しやすい、直接面談不要のオンライン完結ファクタリングに特化した資金調達サービスで、通帳コピーと買取対象請求書を準備してスマホやパソコンで申し込めば、審査時間最短30分・審査後最短1時間というスピードで、売掛金を先払いしてもらえます。

また、ファクタリング会社とユーザーのみが売掛金売買契約に関わり、売り掛け先へ債券売買契約の通知を行わない2社間取引に特化しているうえ「債権譲渡登記」の必要もないため、ファクタリングサービス利用の事実売掛先に知られ、以降の事業・取引に悪影響が出てしまう心配もありません。

さらに、売掛金・請求書の買取限度額が上限・下限ともに制限されていないため、数万円規模の請求書から大きな取引の請求書まで、決済サイクルの長い売掛債権を流動資金化することによって、滞りがちなキャッシュフローをスムーズに回すことができます。

QuQuMo onlineのメリット・デメリット

QuQuMo onlineは、「資金化まで申し込みから最短2時間」「売掛先に知られない2社間取引」「債権譲渡登記ナシ」「直接面談不要のオンライン完結」「資金が可能限度額なし」と、個人が利用するファクタリングとしてユーザーが望む要素を備えています。

また、手続き全般がシンプルかつスピーディーでありながら、セキュリティの高さと安全性・確実性から、国内の電子契約市場で約80%ものシェアを占めている「クラウドサイン」を、オンライン完結人契約ツールとして採用しているため、事業に関わる重要な情報が外部に漏洩する心配がない点もメリットです。

一方、流動資金化したい売掛金の額が大きく手数料を少しでも節約したい場合、売り掛け先の理解を得て債権譲渡の通知・承諾を得る「3社間取引」のほうが、未回収リスクが低下する分2社間取引より手数料が引き下げられることが多いものの、QuQuMo onlineは2社間取引のみのサービスなので、3社間取引を選べないのがデメリットです。

「日本中小企業金融サポート機構」は個人も対象の非営利団体ファクタリングサービス

日本中小企業サポート機構
サービス名日本中小企業金融サポート機構
運営会社一般社団法人 日本中小企業金融サポート機構
運営会社所在地東京都港区芝公園一丁目3-5 ジー・イー・ジャパンビル2階
電話番号03-6435-7371
営業時間平日9:30〜19:00
調達可能金額制限なし
取引形態2社間・3社間ファクタリング
対応エリア全国
個人の利用可能
資金化所要時間振込まで最短3時間
公式HPhttps://chushokigyo-support.or.jp/

日本中小企業資金サポート機構は、中小企業や個人事業主を他方面からサポートするために設立された非営利団体が運営する、国内唯一のファクタリングサービスです。

営利を追求していないため、サービスの品質が低レベルかと言えばそんなことは決してなく、申し込みから契約・入金まで非対面式の完全オンライン完結可能なうえ、資金化プロセスのオンライン化によるコスト削減分を手数料引き下げに最大限まで回している結果、「1,5%~」というファクタリング業界最低水準の手数料を実現しています。

また、売掛金の買取金額に制限がなく、これまで下は3万円という小さな取引から、上は3億円という巨大売掛債権の資金化まで対応してきた実績があるため、業種・事業規模などに関わらず様々なタイプの個人事業主やフリーランスが、資金の用途に応じて自由に利用できます。

日本中小企業金融サポート機構のメリット・デメリット

日本中小企業資金サポート機構は、その名の通り中小企業や個人事業主など、経営基盤が決して強固だとは言い切れない事業者を、金融・資金・経営戦略などの多方面からサポートする組織ですから、ファクタリングによる資金調達にあわせ、M&A・事業承継・クラウドファンディングなど、事業継続・発展に向けた相談に幅広く乗ってもらえるのがメリットです。

また、資金化可能金額に上限・下限がいずれも設定されていないため、少額利用だけではなく新たな事業展開のために大きな資金が必要な際にも利用可能ですが、資金化スピードがスピーディーな分手数料がやや高設定となる2社間取引のみならず、買取後の未回収リスクが低いため手数料が低設定となる、3社間取引も日本中小企業資金サポート機構では行っています。

そのため、取引先に売掛金売却の事実を通知しても問題ないのであれば、手数料を節約より多くの資金を手元に残すため、あえて3社間取引をチョイスることもできるのは、うれしいポイントだと言えます。

ただし、3社間取引を選んだ場合、売り掛けを含めた審査と契約にやや時間を要するため、2社間取引のような最短3時間という、申し込みから入金までのスピード感を求めることは難しくなりますし、債権譲渡契約に売掛先も絡んでくる関係上、オンライン完結できない可能性がある点がデメリットです。

「ビートレーディング」は売掛金のファクタリングで個人に嬉しい低い手数料

ビートレーディング
サービス名ビートレーディング
運営会社株式会社ビートレーディング
運営会社所在地東京都港区芝大門一丁目2-18 野依ビル3階・4階
電話番号0120-427-037
営業時間平日9:30~18:00
調達可能金額制限なし
取引形態2社間ファクタリング
対応エリア全国
個人の利用可能
資金化所要時間最短2時間で入金
公式HPhttps://betrading.jp/

ビートレーディングは、設立からすでに10年以上の歴史を持ち、通常の売掛金ファクタリングのほか、診療報酬&介護報酬ファクタリング事業やコンサルティング事業、各種在庫買取サービス業や広告代理事業などを手広く手掛ける、「株式会社ビートレーディング」というフ会社が運営する資金調達サービスです。

月間契約件数1000件以上・累計取引者数5万社超・累計買取金額1100億円突破という、業界屈指のファクタリング実績を誇っており、東京・仙台・大阪・福岡に拠点を展開していて直接面談による契約も可能ですが、時代のニーズに合わせオンライン完結による契約を導入した結果、申し込み開始から最短2時間でのスピード資金調達が可能となっています。

ビートレーディングのメリット・デメリット

ビートレーディングは、ファクタリング業界としては老舗の部類に入るサービスであり、これまで非常に多くの取引案件をこなすことで、独自のノウハウとビッグデータを蓄積しています。

それが審査と入金までのスピードアップにつながっていますが、未回収リスクの軽減と審査通過率の向上にも役立っており、実に申し込みをしたユーザーの98%が資金を無事調達している点も、大きなメリットです。

また、同サービスは将来債権(注文書)の段階での買取にも対応しているため、建設業界や建築業界にの一人親方や個人事業主が抱えがちな、「成果物納品前の資金調達の必要性」という問題点も解決することができます。

一方、ビートレーディングは2スピード感重視で取引先への通知を行わない2社間取引と、リスク管理重視で手数料が安めなのが魅力的である3社間取引の両方を取り扱っていて、法人の場合は状況に応じて好きな方を選べますが、法人成りをしていない個人事業主やフリーランスの場合は、3社間取引しか利用できないのがデメリットです。

「アクセルファクター」は少額利用可能で個人向き!手数料割引あり

アクセルファクター
サービス名アクセルファクター
運営会社株式会社アクセルファクター
運営会社所在地東京都新宿区高田馬場1-30-4 30山京ビル5階
電話番号0120-785-025
営業時間平日 10:00~19:00
調達可能金額数万円~1億円
取引形態2社間ファクタリング
対応エリア全国
個人の利用可能
資金化所要時間最短2時間で入金可能
公式HPhttps://accelfacter.co.jp/

アクセルファクターは、法人のみならず個人事業主やフリーランスでも大歓迎のファクタリングサービスで、数十万円~数千万円が取引範囲である業者が多い中、少なくは数万円から1億円もの大規模案件取引まで、非常に広い範囲の資金調達に対応しているのが特徴です。

また、一般的なファクタリングサービスは、未回収コストが高くなってしまうという理由から、決済までの日数が長い売掛金の買取を断ることもありますが、アクセルファクターは180日先つまり半年後が支払い期限である売掛金の買取に関しても積極的なので、決済期間が伸びやすい広告・IT業界や建築・建設業界の個人事業主・フリーランスから、強い支持を集めているようです。

アクセルファクターのメリット・デメリット

アクセルファクターは、申し込みから最短2時間で入金可能というスピード感と、利用用途の幅広い資金調達能力に加え、請求書がまだ発行されていない「注文書」の段階でも、審査の結果申込者と売掛先が信用に値すると判断されれば、買取して資金提供する可能性があることが最大のメリットです。

また、資金調達希望日の60日前に申し込んだ場合は2%、30日前なら1%手数料を割引する、「早期申込割引」をファクタリング業界として初めて導入しているのは、少しでも手数料を節約したい個人事業主やフリーランスにとって、非常にありがたいポイントとなっています。

一方、アクセルファクターは2社間取引と3社間取引の双方を取り扱っていますが、売り掛け先への通知を行わない2社間取引の場合、100万円までは「10%~」、101万円~500万円までは「5%~」、501万円~1000万円までは「2%~」と、買取する売掛金の額面によって手数料が変動します。

そのため、信頼性や経営基盤の問題から、法人に比べどうしても手数料が高くなりがちな個人事業者やフリーランスの場合、少額利用をすると他社より手数料が高くなってしまう可能性がある点がデメリットだと言えます。

「FReeNANCe(フリーナンス)」は1万円から買取可能で個人・フリーランスが利用しやすい

FReeNANCe(フリーナンス)
サービス名FReeNANCe(フリーナンス)
運営会社GMOクリエイターズネットワーク株式会社
運営会社所在地東京都渋谷区桜丘町26番1号 セルリアンタワー
電話番号 03-5458-8056(代表)
営業時間メンテナンスの時間を除き、24時間365日対応
調達可能金額10,000円〜10,000,000円
取引形態2社間ファクタリング
対応エリア全国
個人の利用可能
資金化所要時間最短30分の審査完了後に即日入金可能
公式HPhttps://freenance.net/

FReeNANCe(フリーナンス)は、インターネットインフラ・広告・金融・保険などなど数々の事業を幅広く手掛ける国内屈指のグループ企業「GMOインターネットグループ」が運営する、個人事業主やフリーランスに特化した無料会員登録制の「収納代行&即日払いサービス」です。

インターネットに強いGMOが手掛けるファクタリングサービスだけあって、申し込みから着金まですべてオンライン完結可能なのは当たり前ですし、Zoomや電話での面談すらないため、売掛金の即時先払い・資金調達に関して、一切煩わしさを感じることがありません。

また、多くのファクタリングサービスが平日昼間のみの営業・対応である中、メンテナンスの時間を除き「24時間365日対応」なので、ファクタリング手続きの過程で疑問点やトラブルが発生した際も、迅速に解決へ導いてくれます。

フリーナンスのメリット・デメリット

前述した通りフリーナンスは無料登録制で、その時点でクライアントから売掛金を振り込んでもらうための「収納代行口座」が開設されます。

そして、その口座を実際に報酬の受け取り窓口をして利用すると、過失などによってクライアントに不利益を与えてしまった際に発生する弁済責任を補償してくれる、「あんしん補償Basic」という損害賠償保険が無料で付帯されるのは、様々なリスクから自分の身を自分で守る必要がある、個人事業主やフリーランスにとって非常にありがたいメリットです。

一方、ファクタリングを含めフリーナンスのサービスはすべて、会員登録時に解説された口座を介して行われますが、マネーロンダリング防止の観点から、フリーナンス口座には個人口座からの振り込みができない仕組みになっています。

つまり、必然的に売掛先が法人ではない、個人あての請求書の即日先払い(ファクタリング)はできない、という点が大きなデメリットです。

「ラボル」は手数料一律10%で個人事業主に特化したファクタリング

ラボル
サービス名ラボル
運営会社株式会社ラボル
運営会社所在地東京都世田谷区用賀四丁目10番1号 世田谷ビジネススクエア タワー 24階
電話番号
営業時間24時間365日振込対応
調達可能金額1万円~
取引形態2社間ファクタリング
対応エリア全国
個人の利用可能
資金化所要時間最短60分の審査完了後に即日振込
公式HPhttps://labol.co.jp/

ラボルは、手数料に幅を持たせ審査が終了するまで、具体的な掛け目が判明しないファクタリング会社が大半を占める中、審査内容や買取する売掛金の金額などに関わらず、「一律10%」という2者間ファクタリングとしては低水準な固定手数料を提示している、珍しいタイプの資金調達サービスです。

東証プライム上場企業の、100%子会社が運営しているため信頼性は抜群ですし、契約スタイルは電話や対面での面談が不要の「オンライン完結型」で、準備に時間と手間のかかる決算書・事業計画書などといった書類提出も不要の、資金調達に手間と時間をかけられない、個人事業主やフリーランス向きのファクタリングサービスになっています。

ラボルのメリット・デメリット

ラボルのメリットは、何といってもファクタリングサービスとしては珍しく、土・日・祝日休まず営業していることで、入金口座をセブン銀行に指定すれば、何と24時間365日いつでも必要な時に、業界最速水準の最短60分というスピードで資金を調達できることです。

また、今ならラボルの新規登録で、財務ソフトとして有名な「マネーフォワード クラウド」によるクラウド確定申告機能が、3か月間無料にて利用できるため、初めての確定申告に苦労しているという新米個人事業主やフリーランスの方は、ファクタリングの利用に関わらず、ラボルに無料会員登録してみるのも手です。

一方、初回利用の場合は資金調達可能金額が「10万円~20万円」と、かなり範囲が狭いのがデメリットであるものの、2回目以降は1万円から最大100万円まで範囲が広げられるので、小口利用がメインである場合は、十分対応可能であると言えます。

「ペイトナーファクタリング」は初回10万円までの小口ファクタリング

ペイトナーファクタリング
サービス名ペイトナーファクタリング
運営会社ペイトナー株式会社
運営会社所在地東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル3階
電話番号
営業時間平日10:00〜18:00
調達可能金額1万円~25万円(初回)
取引形態2社間ファクタリング
対応エリア全国
個人の利用可能
資金化所要時間着金まで最短10分
公式HPhttps://paytner.co.jp/factoring

ペイトナーファクタリングは、2019年2月に設立された比較的新しいファクタリング会社が運営している資金調達サービスで、来店・面談不要のオンライン完結可能で、1万円という低額請求書の買取に対応するなど、小口取引をメインとしています。

また、開業届けを出し事業実績をある程度積んでいる個人事業主は利用できても、開業届けをまだ提出していない駆け出しフリーランスは利用できないサービスが多い中、ペイトナーファクタリングは開業届け未提出もしくは届出間もないフリーランスでも利用できるため、利用ユーザーの90%以上をフリーランスが占めているそうです。

ペイトナーファクタリングのメリット・デメリット

ペイトナーファクタリングは前述したラボル同様、オンライン完結型かつ手数料が一律10%で固定されている、数少ないファクタリングサービスの一つです。

効率重視のオンライン完結を採用した2社間取引のファクタリングとしては、「10%」の低水準かつ計算しやすい固定手数料を打ち出しているため、例えば「5万円なら4万5千円」「20万円なら48万円」と、利用後の事業計画が非常に立てやすいのは、激しく素早いビジネス展開に対応することが求められる、個人事業主やフリーランスにとってメリットと言えます。

一方、初回利用時は「1万円~25万円」と、資金化可能金額がかなり限定的なのがデメリットと言えばデメリットですが、利用回数を重なることで上限が100万円まで拡大されるので、取引規模の小さい事業者であれば十分対応可能ですし、大きな取引の時は他のサービスを併用するという方法もあります。

「PAYTODAY」は文字通り当日にお金が必要な個人が頼れるファクタリング

PAYTODAY
サービス名PayToday
運営会社Dual Life Partners株式会社
運営会社所在地東京都港区南青山2-2-6 ラセーナ南青山7F
電話番号
営業時間平日9:00〜19:00
調達可能金額10万円~制限なし
取引形態2社間ファクタリング
対応エリア全国
個人の利用可能
資金化所要時間最短30分からの即日振込
公式HPhttps://paytoday.jp/

PAYTODAYは、忙しい個人事業主やフリーランスにうれしい、対面不要の完全オンライン完結手続きで、サービス名通り当日中の資金調達どころか、条件が整えば「最短30分」という超速振り込みにも対応していることから、累計申込額100億円を突破した人気のファクタリングサービスです。

独自開発のAIによる審査システムの導入により、審査プロセスのスピードアップと効率化による運営コスト削減を両立した結果、安くとも「10%以上」が当たり前の2社間ファクタリングとしては、「1%~9,5%」という最高でも二けたを割る低い手数料を打ち出したことが、少しでも手数料を節約したい個人事業主やフリーランスの間で話題になっています。

PAYTODAYのメリット・デメリット

固定手数料を明確に提示している、数少ないファクタリングサービスを除き、ほとんどのサービスは審査を受けその結果が出るまで具体的な手数料が判明せず、かくいうこのPAYTODAYにしても、手数料の範囲を公表しているにすぎません。

ただ、下限だけを公表し上限を明らかにしていないファクタリングサービスに比べると、売掛金の金額に関わらず「9,5%」と上限手数料をはっきり公表しているため、「最低でも資金がいくら入ってくるか。」を、申し込み時点である程度予想できるのは、事業計画を立てるうえでメリットになります。

一方、最低資金化可能額が「10万円」ですから、3万円や5万円といった数万円規模の売掛金のファクタリングはできないため、小口取引メインのフリーランスなどには、やや不向きな点がデメリットです。

「SoKuMo」は10万円から対応で最短30分入金!個人が気軽に利用できる

SoKuMo
サービス名SoKuMo
運営会社買速
運営会社所在地東京都豊島区南池袋2-19-4 南池袋ビル6F
電話番号0120-717-053
営業時間平日9:00~19:00電話受付
調達可能金額10万円~1億円
取引形態2社間・3社間ファクタリング
対応エリア全国
個人の利用可能
資金化所要時間最短30分での資金調達可能
公式HPhttps://sokumo.jp/

続いて紹介するのは、利用者が「失敗した!」と後悔することがない、適正なファクタリングによる「資金繰り改善」の提案と、最短30分の資金調達スピードや「最高99%買取(手数料1%~)」により、新規顧客はもちろん多くの乗り換えユーザーを集めている「SoKuMo(ソクモ)」です。

法人をメインターゲットに据えている既存のファクタリングサービスは、買取可能額を数十万円~数千万円に設定しているところが大変を占める中、SoKuMoは個人事業主やフリーランスの利用を存分に視野に入れているため、買取可能額を「10万円~1億円」と上限・下限ともに広くとっています。

また、過去の取引歴が存在しないため、売掛金の信用度を判定できず敬遠する業者も多い、「初回債権(はじめての取引先との間で発生した売掛金)」について、他の要素を加味して売掛先が信用できると判断した場合は積極的に買取しているのも、SoKuMoの特徴です。

SoKuMoのメリット・デメリット

SoKuMoのメリットは、特徴の中ですでにふれている通り、乗り換えユーザーが多くいるほど、手数料が業界トップ水準に低いことや、ZOOMによる面談やクラウドサイン契約を導入した、即日入金可能のオンライン完結であること等が挙げられます。

一方、審査が柔軟で初めての方でも利用しやすいことを公式HPにてアピールしていますが、他のサービスが軒並み90%超える審査通過率を誇っている中、SoKuMoに関しては「平均60%」という、ずいぶん低い審査通過率であることを明記しており、それが真実であれば非常に大きなデメリットです。

ただ、SoKuMoは「他社の審査で落ちた方」をメインターゲットにしているようで、もし「他社の審査で落ちた方の審査通過率が60%」という意味の表記であれば、何とかして資金調達したいと願うユーザーにとって、心強い存在になりえると考えています。

「OLTA(オルタ)」は上限下限なし!高額を受け取りたい個人にも便利

OLTA(オルタ
サービス名オルタ
運営会社OLTA株式会社
運営会社所在地東京都港区赤坂1-12−32 アーク森ビル 4F
電話番号03-5843-0488 (代表)
営業時間平日10:00~18:00
調達可能金額制限なし
取引形態2社間ファクタリング
対応エリア全国
個人の利用可能
資金化所要時間24時間以内に完了する審査終了後、即日入金可能
公式HPhttps://www.olta.co.jp/

最後に紹介するオルタは、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行といった国内3大メガバンクグループをはじめ、十六銀行や日本郵政キャピタルなどと業務提携している、非常に安定性と信頼性の高いファクタリングサービスです

申し込みから入金までオフィスを出ることなくスマホやパソコンだけですべて完結可能な、オンライン型ファクタリングサービスの代表格で、資金化可能金額の制限がない、つまり数万円単位の少額取引も数多くこなしてきた結果、累計事業者数1万人以上・累計申込金額700億円を超える実績を誇るまで成長しています。

OLTAのメリット・デメリット

大手金融機関と提携し、ファクタリング会社としての経営基盤を安定させることにより、「2%~9%」という上限・下限ともに業界水準を下回る低手数料を実現しているのが、OLTAのメリットです。

また、未回収リスクがどうしても上がってくるという理由から、買い取りを拒否するファクタリングも多い決済期日の遠い売掛金についても、支払い期日が6か月先まで積極的に対応しているのは、乙らならではのストロングポイントと言えるでしょう。

一方、オルタは2社間取引に特化したファクタリングサービスなので、売り掛け先に債権譲渡の通知と承認が必要で、やや審査と入金に時間がかかるのが難点である反面、手数料が低く抑えられる「3社間取引」を選べないのは、大口取引が多く手数料の掛け目で大きく実入りが変わってくる、大口取引の多いユーザーにとって、利用する際のデメリットになってくるでしょう。

個人が少額でも利用できるファクタリングに関するQ&A

Q
開業届けを出していない個人事業主やフリーランスでもファクタリングは利用できるのですか?
A

まず、大前提から整理しておくと、事業主として社会的に認められるためには、開業届の提出が必要です。ただ、開業届けを提出していない、もしくは多忙などが理由でまだ開業届けを提出できていなくとも、個人事業主やフリーランスとして事業をすることはできます。よって、売掛金がある場合はファクタリングを利用することも可能です。ただ、「個人利用可能」と銘打っていても、開業届けを出していない、もしくは出していても日が浅い個人事業主やフリーランスの利用を、断っているファクタリングサービスもあります。また、利用者側(売掛金の受取側)の個人利用は可能であっても、売り掛け先が法人ではなく個人だった時は、売り各金の買取を断られる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

Q
今後の事業と取引への影響を考えて、売り掛け先に知られずファクタリングしたいのですが、可能でしょうか。
A

はい、取引形態が2社間取引であるファクタリングサービスを選べば、売り掛け先に利用を知られることなく、資金調達可能です。一方、売り掛け債権の譲渡を上鋳掛先に通知し、承諾を得る必要がある3社間取引を選ぶと、必然的に売掛先に知られることになります。ただ、3社間取引は売掛金が未回収になるリスクが低いため。、2社間取引より手数料が割安だというメリットがあるので、売却予定の売掛金の金額が大きく手数料が高額になる時や、売掛先の理解を得られる時は、3社間取引の利用を検討するのも手です。